ICL治療は裸眼感覚で続けられる最新の眼内レンズ治療です

1.ICL(implantable Collamer lens)ついて

ICL(アイシーエル)は、
近視・遠視および乱視矯正を目的に
STAAR社によって1994年 に開発された
有水晶体眼内レンズになります。
現在はHole ICL(KSアクアポート®)が2014年に認可され主流になっています。
Hole ICLは長方形のレンズで、
素材はコラマーという重合体でできており長期に安定している素材です。
レンズ中央に0.36mmの微小な穴が作成されており、
この穴によって従来必要であった虹彩切除が不要となり
合併症(眼圧上昇、白内障)の発生が
大幅に改善されました。

このような方にオススメです

  • 裸眼で生活したい方
  • 強度近視の方
  • レーシックに抵抗がある方
  • ドライアイがありコンタクト・レーシックが難しい方
  • 職業上裸眼視力の向上が必要な方

2.ICLはこんな方におすすめです

ICLが適している方

  • 20歳~45歳までの成人 
  • 近視度数が安定している方 
  • 中等度以上の近視の方(-3D~-18D) 
  • 乱視度数が+1.0~+4.5Dの方 
  • 白内障・緑内障などの眼疾患を有していない方 

以下の方は適応外なのでご注意ください

  • 目の病気がある方 
  • 前房が浅い方 
  • 妊娠中または授乳中の方 
  • 医師の説明が理解できない方 
  • その他、診察後病態や全身状態などから医師が不適応と判断した場合 

3.ICLのメリットとレーシックとの違い

レーシック治療と比較しICLは下記のような違いやメリット・デメリットがあります 。

メリット

  • 角膜を削らない。眼内レンズの挿入で近視矯正。 
  • レンズの取り出しが可能(元に戻せる) 
  • 角膜を削らないのでドライアイ症状が発生しにくい 
  • 長期的に安定(レーシックでは近視の戻りがあり) 

デメリット

  • レーシックと比較し、高コスト 

4.手術までの流れ

①適応検査

ICLの適応があるか、様々な検査を行います。

②術前検査 

レンズ度数・レンズの大きさの決定に大事な検査になります。 
そのため、当院では術前検査を2日間に分けて2回行います。 
調節麻痺下で視力検査を行うため、当日は車の運転はできません。 

術前検査前にコンタクトレンズの中止が必要です。
下記の期間使用できないので注意してください。 

【コンタクト中止期間】

ソフトコンタクトレンズ(単焦点) 1週間
ソフトコンタクトレンズ(乱視用) 2週間
ハードコンタクトレンズ 2週間

③手術当日 

手術は局所麻酔で行います。術前に笑気麻酔を行い、リラックスした状態で手術を受けて頂きます。
両眼約10~15分程度で終了します。 

1
散瞳剤点眼で瞳孔を開き、角膜に3mmの創口を作成。
2
創口から小さく折りたたんだICLレンズを挿入して、虹彩と水晶体の間に固定します。
3
創口は自己閉鎖しますので縫合は不要です。
4
レンズは半永久的に眼内で安定します。

5.費用

ICLは自由診療になるので、検査及び手術料がすべて自費になります。 
ICLは医療費控除の対象になるため、確定申告を必ず行ってください。 

適応検査
5,500円(税込)
ICL(乱視なし)
片眼 33万円(税込・術前検査料含む)
両眼 66万円(税込・術前検査料含む)
ICL(乱視用)
片眼 38万5,000円(税込・術前検査料含む)
両眼 77万円(税込・術前検査料含む)

※術後3か月後までの検査料・診察料含む 
※レンズの入れ替え・度数変更1回のみ無償(医師が必要と判断した場合のみ)

手術費用は手術当日に現金またはクレジットカードでお支払いください 。
医療ローンご希望の方はご案内しますので、ご相談ください 。

6.手術後の生活について

視力の回復には個人差があります。翌日から見える方もいれば数週間かかる方もいます。
矯正が不十分、レンズ交換が必要な場合は術後1か月以降で再手術を行います。 

デスクワーク
術後2日目から可能
運転
翌日の診察後の状態をみて医師と相談
入浴
顔から下のシャワーは手術当日から
・洗髪 → 術後4日目から(美容室では翌日から可能)
・洗顔 → 術後4日目から
スキンケア・アイメイク
目の周りを避けたスキンケアは当日から可能
アイメイク・ベースメイク以外は翌日診察後から可能
アイメイク・ベースメイクは手術後1週目から可能
コンタクトレンズ
術後1か月の診察で問題なければ可能(医師と要相談)
まつ毛パーマ・まつ毛エクステ
術後1か月の診察で問題なければ可能